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高橋マネージャーのおしゃべりコーナーその18

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    (18)第25回ワンランク上のイタリア文化サロンに

        ついて

     

        まずは、大事なお知らせから始めます。

     

        第25回ワンランク上のイタリア文化サロンの

        お知らせです。

        日時は、9月8日(日)または9月13日(金)

        内容は同じですから、ご都合の良い日をお選び

        ください。

        どちらも 13:30〜15:00 です。

        会場は、秋田市木内デパート正面玄関向かいの

        サンテボーテほほ です。

        参加費は、ドリンクとスウィーツが付いて、

        2,000円です。

        テーマは芸術の秋にふさわしい

        「教会美術の楽しみ方」 です。

        イタリアにあまたある教会の建築スタイルや

        宗教絵画の見方など、教会巡りが楽しみになる

        ポイントをわかりやすくご紹介いたします。

        たくさんのご参加をお待ちしております。

     

        さて、ここからはとても私的な事ですので、

        (まあ、このコーナーはいつもそうなのですが)

        時間のある方、のんびりお読みください。

     

        「教会」で思い出すのは、大学の

        「ヨーロッパ文学」という科目です。

        大学生の時というだけで、

        何年生の時か、

        一般教養の科目だったのか、専門科目だったのか

        もはやはっきりしません。

        (40年ほど昔になるんですね(苦笑))

        でも、不思議なもので、先生のちょっとした一言 

        (それもたいていの場合は、雑談の中の台詞)は

        覚えていたりするんですよね。

     

        「ヨーロッパ文学」は、金曜日の4限目でした。

        大学の授業は、1コマ90分で、

        4限目は終わると5時くらい。

        私たちの大学は当時から週休2日で、

        次の日の土曜日はお休み。

        となると、

        金曜の夜は、都心まで遠征して遊ぼうと思うのが

        当たり前。

        登録してもサボる人がだんだん多くなり、

        やがて気がつくと、少人数の授業に。

        それでも先生は、黙々と一人お話を続けた

        ものでした。

        失礼なことに、お名前は忘れてしまいましたが、

        めがねをかけた、作家の遠藤周作のような

        (もう故人ですので、このたとえは

         理解されますかね?)

        ちょっとダンディーな初老の先生でした。

     

        そんな中で、私は珍しくサボらなかった!?

        それは、私が真面目な学生だったからではなく、

        先生の雑談が、とっても面白かったから。

        田舎から上京していって

        受験勉強の教科としてしか

        英語を見ていなかった私は

        面白い話を聞いて、新しい知識を得て、

        一週間を閉める。

        ただ、そうしたかったんですね。

     

        扱ったのは、ダンテの「神曲」。

        先生が読んで訳して、解説してだったので、

        生徒は聴いてメモを取っていくだけ。

     

        脈絡なく思い出すのですが、

        (雑談ですから)

        「他人の悪口を言いながら、食べる飯は

        ほんとにうまいんだな」とか。たぶん

        地獄に墜ちる様々な罪の話の中での

        言葉だったと思いますが、

        思わず吹き出して笑ってしまって、

        少人数の中で恥ずかしかったなあ。

     

        「天国への道は狭い」。

        これは「神曲」があまりに長くて

        最後の「天国篇」まで完読する人が少ない、

        それは、「源氏物語」の「宇治十帖」まで

        読む人が少ないのと同じ、なのだ、とか。

         

        数個覚えているフレーズの中に

        「ヨーロッパの教会は、私は信仰はないけれども

        あまりに立派で、思わず祈りたくなる」

        という言葉。

        そして、その時読んでいた「神曲」では

        ダンテが、彼を地獄から天国へと導いてくれる

        ベアトリーチェとフィレンツェで出会うのです。

        フィレンツェ!「花の大聖堂」!

        何にも世界がわかっていない田舎娘は

        数名しか生徒がいない、薄暗くなった教室で

        雷に打たれたように凄い衝撃を受けたのでした。

        「フィレンツェに行かなくちゃ、、、」

        その時からフィレンツェへあこがれる気持ちは

        始まったのでした。

     

        大学生の時に始まったイタリアへの憧れと

        クリエイション・マキの仕事をしている現在は

        不思議な縁でつながっているような気が

        時々します。

        そして、面白い話を聞いて新しい知識を

        得る、ということは土田代表のおかげで

        脈々と続いているわけです。

     

        こう読んでこられて、「神曲」って何?

        全然書いてないではないか!?と思われた方、

        申し訳ありませんが、どうぞご自分でお読み

        ください。

        雑談の数フレーズとおおざっぱ過ぎる

        あらすじしか

        私の記憶には残っていないのですから。

        要所をつかみたい方には、阿刀田高の

       「やさしいダンテ〈神曲〉」をお勧めいたします。   

         

      


    高橋マネージャーのおしゃべりコーナーその17

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      (17)秋のツアーの説明会

       

          毎日暑い日が続いていますが、

          竿灯祭りも終わり、立秋も過ぎて、

          ほんのちょっとですが、秋の気配が

          感じられる気がします、

          といいたいところですが、

          やっぱり暑くて例年以上に

          エアコンに働いてもらっています。

       

          そんな中、クリエイション・マキでは

          季節を先取り(?)して

          秋のツアーの説明会を開催します。

       

          8月17日(土)14:00〜16:00に

          にぎわい交流館AUの4階研修室6にて、です。

          ツアーのタイトルは

          「秋の北イタリアで過ごす優雅な休日8日間

           〜トリノ・ミラノ・パルマと

              極上のワインの里を訪ねて〜」です。

       

          この秋は北イタリアのツアーです。

          北イタリアは、現在放送中の

          教育テレビの「旅するイタリア語」の

          舞台でもあります。今回のツアーは

          テレビで見るスタイリッシュな建物、

          味わったことのない飲み物や料理、

          何よりもファッショナブルな北イタリアを

          体験するチャンスです。

       

          ツアーの詳細は説明会のお楽しみ。

          ひとあし先に秋のイタリアを味わいに

          いらしてください。

          

          お問い合わせ・お申し込みは

          メール makitsc@kif.biglobe.ne.jp

                  電話 080−6041−3040(土田)

          たくさんのご参加をお待ちしております。

           

          

       

          

       


      2019シチリア・マルタツアーレポート(4)眠れる貴婦人〜「国立考古学博物館」編

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        2019年5月21日(火)

        マルタ観光 午後

         

         

         

        聖ヨハネ聖堂の次に向かったのは『国立考古学博物館』

         

         

         

         

         

        宗教色から一変してお洒落な街歩き気分

         

         

         

         

         

         

        歩行者天国なのでのんびり歩けるリパブリック通り

         

         

         

         

         

        ヴァレッタのメインストリートであるリパブリック通り

         

        面して建つ博物館の建物は、

         

        かつての聖ヨハネ騎士団のプロヴァンス地方出身者の宿舎として

         

        16世紀に建造されたもの。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        ここでのお目当ては、

         

        マルタ・ゴゾ両島に30近く分散する巨石神殿からの発掘品の数々だ。

         

         

         

         

         

        意外と知られていないが、

         

        マルタには世界遺産が3つ*あり、

         

        いずれも1980年にそろって登録されている。

         

        *.凜.譽奪浸坡后´巨石神殿(1992年に追加登録) ハル・サフリエニ地下墳墓

         

         

         

         

         

        因みに世界遺産登録数世界一を誇るイタリアで

         

        この同じ年に登録されたのが

         

        『ローマ歴史地区』と

         

        『レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があるS.マリア・デッレ・グラツィエ教会と

         

         ドメニコ会修道院』

         

        の2つ。

         

         

         

         

        その前年1979年にイタリア最初の世界遺産となった

         

        北イタリアの『ヴァル・カモニカの岩絵群』と併せても

         

        1980年当時のイタリアの世界遺産登録数が3つだったことを考えると、

         

        マルタで同じ1980年に

         

        一挙に3か所が世界遺産に登録されたことが

         

        いかにすごいことだったのかよくわかる。

         

         

         

         

         

        それくらい、

         

        これらの巨石神殿はユニークで貴重な遺跡というわけだ。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        タルシーン神殿(紀元前3000~2500年前)の祭壇に施された見事な渦巻き模様のレリーフ

         

         

         

         

         

         

         

         

        タルシーン神殿から発見された上半身のみの巨大な女性像は愛嬌たっぷり!
        名付けて『スカートのFat Lady』!

         

         

         

         

         

        いくつかの神殿から、

         

        ふくよかな女性像がたくさん出土している。

         

         

         

         

         

         

         

        巨大な腰のカーブとちょこっと見える小さな手のアンバランスがユーモラス!

         

         

         

         

         

         

         

        古代のマルタでは、

         

        豊かな肉付きの女性像が女神として崇拝されていたらしい。

         

        ふくよかさ=豊かさ=崇拝の対象

         

        ということなのだろう。

         

         

         

         

         

         

         

        ただどっしりと座っているだけで守られている気分になる

         

         

         

         

         

         

        マルタの女神たちは

         

        ユーモラスで明るく親近感たっぷりだ!

         

         

         

         

         

        それでいて、

         

        このどっしりとした重量感は

         

        見ている側を安心させてくれる

         

        不思議な魅力に満ちているのだ。

         

         

         

         

         

         

         

        博物館の顔、『マルタのヴィーナス』はハジャーイム神殿から出土した

         

         

         

         

         

         

        『マルタのヴィーナス』が発見されたのは、

         

        ハジャーイム神殿(Hagar Qim Temple)。

         

        紀元前2800年頃の神殿と推定されている。

         

         

        ということは、今からざっと5000年近くも昔。

         

        これはなんと、

         

        エジプト最古のピラミッドよりも古いことになる!

         

         

         

         

         

         

         

        ハジャーイム神殿建設想像図。高さ5,2mの石柱も幅6mほどの一枚岩もすべて人力のなせる業。

         

         

         

         

         

         

        海を臨む草原に建つムナイドラ神殿(Mnajdra Temple-紀元前3000~2400)の模型

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

        そして、今回

         

        私が一番みたかったのがこちら!

         

         

         

         

         

         

        『眠れる貴婦人』の名を持つ小さな小さなマルタの女神

         

         

         

         

         

         

        ハル・サフリエニ・ハイポジウム神殿(Hal Saflieni Hypogeum)は

         

        巨石神殿群とは別にマルタの3つの世界遺産の一つに数えられるもので、

         

        紀元前2500年ころに造られた。

         

         

         

        この神殿は、地下に造られた大変珍しいスタイルで、

         

        墳墓も兼ねている。

         

         

         

         

         

        そんなミステリアスな場所からみつかったのが、

         

        私の大好きな『眠れる貴婦人―Sleeping Lady』だ。

         

         

         

         

         

        12年前に初めてこの女神に出会ったときの新鮮な驚きは

         

        今でも忘れられない。

         

         

         

        手のひらにちょうど収まるくらい小さくて、

         

        思わず「かわいい!」と叫んでしまうほどなのに

         

        うでも

         

        腰も

         

        胸も

         

        全てがまあるくて、温かくて、

         

        フォルム全体から放たれる

         

        不思議なパワーに

         

        瞬く間に虜になってしまった。

         

         

         

         

        今回もマルタの女神に再会できて、本当に良かった!

         

         

         

         

         

         

         

         

         



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