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2017 北イタリアのプチバカンス9日間 ツアーの報告(6)ドロミテ山塊のパワー

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    2017年7月8日(土) 5日目 終日 ドロミテ周遊

     

     

     

    朝起きると一面晴れ渡った青空で

     

    ドロミテ周遊にはもってこいのお天気です。

     

     

    まずはホテルの庭で爽やかに朝食タイム!

     

     

     

     

     

           緑があふれるオープンエアの朝食は格別です!

     

     

     

     

     

           イタリアの朝食恒例のあま〜いパン、ケーキが並び目移りしてしまいます

     

     

     

     

     

          カラフルな生野菜のサラダバーはイタリアでは珍しい?!

     

     

     

     

          最後は季節のフルーツで。どれも味が濃くて美味しかった!

     

     

     

     

     

    本日は、ボルツァーノを起点に

     

    エガ谷➡カナツェイ➡セッラ峠➡カステルロット

     

    というドロミテ街道西側ルート約120Kmの終日周遊です。

     

     

     

     

      ホテルを出てから1時間ほどして最初に立ち寄ったのがカレッツァ湖(Lago di Carrezza)。

     

     

      湖を目前にしてドライバーのフランチェスコさんがなぜか反対方向の上り道にハンドルを切り、

     

      狭い道での方向転換にハラハラするというハプニングもありましたが、

     

      無事正常ルートに戻り、ほぼ予定時刻に駐車場到着。

     

     

     

     

    バスを降りると、そこはまさに森林浴の世界!

     

     

     

    朝の空気はすがすがしさを通り越して、むしろひんやりとした冷気を帯びています。

     

    長袖を羽織って針葉樹の木立を湖に向かって進みました。

     

     

     

     

        ほどなく目の前に 

     

        何度見ても心打たれる、神秘の湖カレッツァがその姿を現しました。

     

        明るいペパーミントグリーンが濃く、淡く湖面を覆い、


        一方で、浅瀬に射す光が湖底を透明に浮き上がらせます。

     

     

     

     

     

         今回のお気に入りの1枚です!いつまでも見ていたい癒しの風景そのもの。

     

     

     

     

    前回は視界が悪くて見ることができなかったラテマール山

     

    目の粗いのこぎり刃のような雄姿にも2年ぶりに再会できました。

     

     

     

    「山が近い!」

     

    これが今回強烈に感じた印象です。

     

     

     

     

     

     

          カレッツァ湖にて

     

     

     

     

     

       遊歩道をかるく散策したあとは、ほぼ全員がギフトショップへ。

     

     花や果物、フクロウや蝶々など、素朴ながら可愛い模様の生地で作られた

     

     チロル風の手提げバックや鍋敷き選びに夢中になりました。

     

     

     

     

     

     次に向かったのはカンピテッロ(Campitello di Fassa)のロープウエイ乗り場。

     

     

     

     

         ロープウエイ駅の後方にそびえるサッソルンゴ山塊 この駅で標高は既に1440m

     

     

     

     

     過去2回はカナツェイからベルヴェデーレ展望台(標高2383m)に行きましたが、

     

     今回は新コースに挑み、コル・ロデッラ展望台(Col Rodella 標高2484m)に上ります

     

     これまでとちょうど道を挟んだ反対側になります。

     

     さてどんなパノラマが現われるのでしょうか?

     

     

     

     

     

     

             大型のロープウエイは15分間隔で展望台と駅を往復しています

     

     

     

     

     

     

         展望台駅に到着。

     

         ロープウエイを降りて進んでいくと

     

                  これぞまさに圧巻!

     

         目の前に360度の素晴らしいパノラマが広がっていました。

     

         

     

     

     

     

     

       セッラ山塊〈Gruppo del Sella 3152m〉(左手)の直立絶壁と平らな頂上。右はベルヴェデーレ展望台付近。

     

     

     

     

     

     

     

         セッラ山塊頂上付近(左)にはハングライダーの青い点が見える!まさに大自然を独り占め!

     

     

     

     

     

     

      サッソルンゴ山塊〈Sassolungo 3181m〉のすくっと延びるシルエットは美しいの一言に尽きる。

      それぞれの山にはユニークな名前が付けられていて面白い!右から2番目の山は「5本指」、同4番目は「歯」。

     

     

     

     

     

     

     

          山頂のパノラマカフェでくつろぎタイム

     

     

     

     

     

     

     

         山小屋のビビットな窓枠とT子氏のグレーのトップスが絶妙のコンビ!窓辺の花も入れてパチリ。

     

     

     

     

     

     

     

    ロープウエイに載せて運んだマウンテンバイクで一気に山をかけ下りる。冬はスキーヤーで賑わうゲレンデに変わる。

     

     

     

     

     

          展望台付近の風は冷たいのですが、可憐な高山植物が咲いていました。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

          毎回立ち寄るカナツェイの家族経営レストランで昼ごはんを終え、

     

        午後のコースはセッラ峠(Passo Sella)から始まります。

     

     

     

     

                   料理の名前は憶えていないけど、おいしそうでした

     

     

     

     

     

     ここからは、東に続くドロミテ街道と別れ、北に向かって山塊を横断することになります。

     

     

     

     

     

                         どこまでも続く勾配を楽しむ?!サイクリストたち。がんばれ〜!

     

     

     

     

     

     

            バスはやがてセッラ峠の最高峰、2244mのパノラマ展望スポットに到着。

     

          午前に行ったコル・ロデッラ展望台の裏側にあたりますが、

     

          また違ったアングルから、山々が壮大な景色を見せてくれます。

     

     

     

     

     

     

             雪をかぶるドロミテの最高峰マルモラーダ山(3343m)
     

         

     

     

     

     

     

    右からサッソルンゴ(Sassolungo 3181m)・五本指山(Cinque Dita 2998m)・グローマン岳(Punta Grohmann 3126m)

     

     

     

     

     

        何があっても揺るがない永遠のシンボルのようなセッラ山塊の岩肌。

     

        そのパワーみなぎる雄姿を背景に、全員で記念撮影です。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

      緑が広がる牧草地では、牛たちがのんびり草を食べる牧歌的風景。

     

      こんなところで暮らす牛のミルクはさぞかし美味しいんでしょうね。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

              

      

            牧草地の緑と灰色の岩肌の間をカーブしながらのびる道路。ときおり対向車とすれ違う。

     

     

     


    すっかり山道が終わってほどなく保養地オルティセイに差し掛かりました。

     

    ここからは緑の草原を左右に見ながら、

     

    午後の散策地カステルロット(Castelrotto)へと進みます。

     

     

     

     

      前方にまるでネギ坊主のようなひときわ高い村の教会の尖塔が見えてきました。

     

     

     

     

     

           どこかメルヘンの世界を思わせるカステルロット村の風景

     

     

     

     

       村に着いたのは午後3時を少し回った頃でしょうか。

     

     

     山の爽やかな空気がまるで嘘だったかのような、うだるような暑さと強烈な日差し。

     

       そのうえ午後の休憩タイムにぶつかったらしく、お店はほとんどクローズで人影もまばら。

     

     

     それでも、チロル地方の小さな古い村の雰囲気を短い滞在から感じることができました。

     

     

     

     

     

     

          村のメインストリートに沿って並ぶ家々。高さも色合いも統一され、壁にはフレスコ画が描かれている   

     

     

         

     

     

     

     

         昔ながらの洋装店っぽいレトロなお店の斬新なディスプレイ!かわいい〜!

     

     

     

     

          今日のドロミテ周遊最後の1枚は、シリアール山(Sciliar 2563m)のエレガントな姿です。

     

     

      

                                  

                                        

     

     

     

     時折、くすんだグレーの雲が広がったものの

     

     まずまずの空模様の下で過ごすことができた2017年のドロミテの1日。

     

     3回目ともなると「見慣れた景色だから・・・」と感動も薄らぐのでは?

     

     という危惧は老婆心そのものでした。

     

     

     

     

          それどころか、山の名前を少しづつでも覚えることで親しみが湧き、

     

          記憶の中のイメージを再び現実として再現するごとに

     

          山々の放つ圧倒的なパワーが全身を駆け巡り、

     

          心地よい浄化のエネルギーに満たされたまさに至福の一日でした。

     

     

     

     

             このブログを読んだ方は、いつか必ず訪れてみてくださいね。

     

               皆さんもきっと、ドロミテの魔法にかかってしまうことでしょう!

     

     

     

     

     

     

     お夕食はホテルのお庭で頂きました。

     

     

     

      

     

         19:30でもこの明るさ。自称ノムリエのS氏によるミニ版「実用ワインセミナー」聴講中!

     

     

     

     

     

     

     

            本日のメニュー)ケッパー入りツナソースのパスタ+サーモングリルのポテト添え+ベリー添えのムースとアイス

     

     

     

     

     

        食べ終わると同時に激しい雷雨!間一髪でびしょ濡れを免れました。

     

        長かった今日一日の疲れが洗い流されますように!

     

     

     

     

     

     

     

     


    2017 北イタリアのプチバカンス9日間 ツアーの報告(5) 南チロルの魅力

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      2017年7月7日(金) 4日目  レノン鉄道と高原ランチ

       

       

       

      今日から2日間は北上して、旧オーストリア領のトレンティーノ=アルト・アディジェ州で過ごします。

       

       

      ヴェローナから高速道路で約2時間、

       

      滞在ホテルがあるボルツァーノ北インターに到着しました。

       

      そこからまっすぐ向かったのは、レノン高原行のロープウェイ駅です。

       

       

      4分間隔で運行するロープウエイはご覧の通り広さもたっぷり。

       

       

       

      2009年に現在の新車両が導入されましたが、

       

      30人乗りの大型ロープウエイはわずか12分で標高差950mを上りつめ

       

      あっという間に1221m地点に位置するソプラボルツァーノに到着しました。

       

       

       

       

                眼下のボルツァーノがみるみる小さくなっていきます。

       

       

       

       

          ソプラボルツァーノのロープウエイ駅。ここはドイツ語・イタリア語の2重表記ですが、メインはドイツ語圏。

          すぐ目の前はレノン鉄道のソプラボルツァーノ駅。

       

       

       

       

      ここから、赤い3両編成のレトロ列車、レノン高原鉄道に乗り換えです。

       

      創業は1907年(明治40年)。

       

      当初は下の町ボルツァーノからレノン高原への行楽列車の役割を担っていましたが、

       

      後にロープウエイにその座を譲り、

       

      現在は高原部分のみ7キロ弱を走っています。

       

       

       

       

      平日でも利用者が多い。旅行者だけでなく、地元の人も乗車しています。

       

       

       

      時速30キロでガタゴトゆっくり進むのは、これぞまさに休日のスローテンポ。

       

      今回もまたまた、前回以上に癒された、私の超お気に入りスポットです!

       

       

       

       

       

      車窓から見えるドロミテ山塊。お天気も上々で芝生の緑も輝いて見えます。

       

       

       

       

       

      右手は山、左手には牧場地が広がっていました。

       

       

       

      20分ほどで終点コッラルボに到着しました。

       

      パステルピンクの明るい駅舎がまるでメルヘンの国に着いたような気分にさせてくれます。

       

       

       

       

      コッラルボ駅で記念撮影。みなさん、とっても素敵な笑顔です!

       

       

       

      私たちの到着を待っていたバスに乗り込み、ランチの農家レストランに向かいます。

       

      家畜の糞尿と草が混じりあった匂いがあたりに漂い、ここは正真正銘「農家」レストラン!

       

      でも、なんとものどかな空気に包まれています。

       

       

       

       

      入り口がわからず迷ってしまいました。辺り一面緑の中、1軒だけポツンと建っています。

       

       

      事前にメールでやりとりした時はイタリア語で事足りたので安心していましたが、

       

      パオラというイタリア人名にもかかわらず、奥さんの発するイタリア語はもうほとんどドイツ語!

       

      オーダーしていた内容も、実はよく伝わっていなかったようです。

       

      改めてメニューを見ながら、おススメを確認すると、郷土料理の「カネデルリ」とのこと。

       

      「うちのはスペシャルよ!」の一言に、迷いなくそちらに決めて

       

      まずはビールで乾杯!

       

       

       

       

       

      高原の穏やかな空気、どこまでも続く山並み。ビールが進みます!

       

       

       

       

       

       

       

      レストランご自慢のテラス席から眺めるドロミテの山々は、凛々しくも優しい姿でそびえ立ち、

       

      今日のテーマ「南チロルの高原で過ごす休日」の解放感が体中に広がっていくようです。

       

       

       

      ここでお皿が運ばれてきました。

       

       

      「で、でっかい!!」

       

      「デカすぎる!」

       

       

       

       

       

       

       

      カネデルリはこの地方の伝統料理で、ひき肉を使わないハンバーグみたいなもの。

       

      北イタリアの素朴な農民料理です。

       

      パンと牛乳と玉ねぎにハムや野菜を混ぜてスープでゆでて作ります。

       

      こちらは、スペック(スモーク生ハム)入り、ホウレンソウ入り、チーズ入りの3種。

       

      一般的には丸いお団子形ですが、

       

      このレストランのはユニークな細長い楕円形。

       

      それにしても大きい。通常の2倍はありそうです。

       

       

       

       

      軽くカネデルリを食べてあともう1品くらい・・・の想定は大きく外れ、

       

      これ一品だって食べきるのは難しい。

       

      なるほど、スペシャルに大きいワンプレートランチでした。

       

       

       

       

       

       

          デザートはシンプルにカフェ・アッフォガート。甘いバニラアイスに濃厚な珈琲がたっぷり。

       

       

       

       

      2時間ほどかけてランチを終え、

       

      今日から2泊するボルツァーノのホテルに向かって山を下ります。

       

       

       

       

       

      山の斜面を覆うように栽培されているブドウ。

      温度差と日照時間の長さが冷涼地とは思えないほど良質のワインを産み出します。

       

       

       

      イタリア最高気温を度々レコードしてきたボルツァーノは

       

      この日も午後4時過ぎで35度くらい。

       

      高原の爽やかな空気が嘘のように暑苦しさがまとわりつきます。

       

       

       

       

      チェックイン後は希望者で、ボルツァーノ中心部の「アルト・アディジェ州立考古学博物館」へ。

       

      この博物館が世界に誇るのは、

       

      アルプスの氷河の中から1991年に発見された「アイスマン」(正式名称オーツィ Oetzi)です。

       

       

       

       

                nineteen Living Descendants of oetzi the Icemanより  

              氷河の中からドイツ人ハイカーが偶然発見したアイスマンのミイラ

       

       

       

      約5300年前の人体ミイラとその服飾、携帯品などを展示しています。

       

      真面目なただの博物館と思いきや、どうしてどうして、

       

      大人も子供も楽しめるように様々な工夫がほどこされています。

       

       

       

      今回私たちが思いっきりはまったのがこちら。

       

       

       

       

         州立考古学博物館のHPより 子供用だけにするのはもったいないタッチパネル式学習機?!

       

       

       

      アイスマンの拡大写真が映し出される大型スクリーンのタッチパネルは

       

      見たい部分に触るとミイラの皮膚表面、骨格、筋肉の様子をつぶさに観察できるというすぐれもの。

       

      あまりにリアルで、気持ち悪い∼、がもっと見たい・・・に!

       

      シーンとした館内で、子供顔負けに一番はしゃいでいたのが我らあきたアイスマン探検隊でした。

       

       

       

       

      夕食まで、中心街をぶらり散策。

       


       

       

      夕方のエルベ広場。人通りが途絶えた一瞬。犬を連れて颯爽と歩く女性のスカートが目を引く。

       

       

       

       

       

                     その後、ワンちゃんは・・・。そこは道路の真ん中なんですが〜。

       

       

       

       

      地元の人気ビヤハウスで地ビールを飲みながらフリー夕食を取りました。

       

       

       

       

      夏は何といっても戸外席!車の通らない裏小路は、騒音もなく静かに過ごせました。

       

       

       

       

      おつまみ盛り合わせ。店員の反対を押し切って3人分にしておいて大正解でした。ドイツ系レストランはどこもボリューム満点。

       

       

       

       

       

      前菜の定番「生ハムとメロン」。柔らかいハムにとろける甘さのメロンが程よくマッチ!

       

       

       

       

      最後まで残っていたグリルの肉片一切れを

       

      歩いていた人が、スッと持ち去る珍事件発生!(浮浪者が狙っていたもよう。)

       

       

       

      カラスが食べ物をかすめていく話はよくありますが、

       

      まさかこの治安の良いボルツァーノで、人が持ち去るとは・・・

       

       

       

      それまで感じの悪かった店員がすぐにお詫びに来て、

       

      肉のグリルをもう一皿提供してくれました、めでたしめでたし〜!

       

      でももう入りません!

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       

       


      2017 北イタリアのプチバカンス9日間 ツアーの報告(4)ヴェローナ散策と野外オペラ「リゴレット」

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        2017年7月6日(木) 3日目 午後)ヴェローナ観光と夜の野外オペラ鑑賞

         

         

         

        午前中のものすごい暑さと、ランチでふくらんだお腹のせいか

         

        バスに乗り込むと同時にお休みタイム突入。

         

         

         

        メッツォ湖を右手にヴェローナへ向かいます。遊覧船が遠ざかっていくのが見えました。

         

         

        ロンバルディア州のはずれに位置するマントヴァから

         

        ヴェネト州のヴェローナまでは小1時間の距離。

         

        ロミオが殺人を犯したあと

         

        ヴェローナから逃れて身を隠したのがマントヴァだったのですが、

         

        今でいえば州越しの逃亡ということになるんですね。

         

         

        午後のヴェローナの気温はさらに上昇し、予報はなんと37度!

         

        夜のオペラ本番に向けて体力を温存するため、

         

        当初の予定をショートコースに変更。

         

         

         

         

         

        カステル・ヴェッキオを背景に記念撮影。橋を渡ってお城の中を通り旧市街へ入る計画は断念。あつ〜い!

         

         

         

         

           エルベ広場でみた旧市内を走る観光列車?!

         

         

         

         

        エルベ広場とランベルティの塔。人気もすくない・・・

         

         

         

         

        観光の目玉の一つ「ジュリエッタの家」。今回は私もジュリエッタに触ってきました。ご利益は果たしていかに・・?!

         

         

         

         

         

        日傘を目印に持つヴェローナ在住のガイドさんを先頭にヴェローナ銀座をウインドーショッピング!

         

         

         

         

         

                  ヴェローナ銀座散歩、ワンちゃんはそうだね。

         

         

         

         

                   恋人たちの街にふさわしいハートのオブジェのベンチ。オシャレ〜!! 

         

         

         

         

         

        ブラ広場は車乗り入れ禁止区域。日陰のカフェでアレーナ(オペラ会場)を眺めながら食事をしている人も…

        17時ってことは、早めの夕食、それともおそ〜い昼食?

         

         

         

        それでも十分暑くて息苦しく、ホテルに到着した時は全員ヘトヘトでした。

         

        ホテルは4年前と同じマスティーノ(Hotel Mastino)で、

         

        オペラ会場まで徒歩5分という抜群の地の利です。

         

        レセプションの若い女性によると、

         

        数年前にあのプラシド・ドミンゴがヴェローナで公演した際

         

        このホテルに家族で泊まったとのこと。

         

        「とっても気さくでいい人だったわよ〜。有名人の気取りがぜんぜん無かった!」

         

        因みにホテルは、3つ星です。

         

         

         

         

         

         

                  ホテルの荷物運搬車、小さくて丸っこいフォームがかわいかった!

         

         

         

        今回の滞在は、ホテル本館の通りを隔てた向かい側のオフィスビルの2階でした。

         

        ワンフロアすべてを最新の設備を伴った客室にリフォームしていて、広さも十分。

         

        なんでもこの日がオープン初日らしく、ロビーでウエルカムドリンクの歓迎を受けました!

         

         

         

        夕食は各自で済ませ、20時30分にロビー集合です。

         

        夏の野外オペラですからドレスアップしなくても大丈夫です、とお伝えしていたものの

         

        どうしてどうして、

         

        男性はワイシャツ

         

        女性は華やかなワンピースにショールと

         

        観光中のラフなスタイルとは一変した、世界に名高い野外オペラ鑑賞にピッタリの装いでした。

         

        とりわけご夫婦揃って和装のお二人が圧巻で、

         

        会場までの道すがらずっと、行き交う人たちの目をくぎ付けにしておりました!

         

         

         

         

         

         

        オペラ会場の古代闘技場アレーナの前で記念撮影。この後、後方に見える1番ゲートから入場しました。

         

         

         

         

        今晩のプログラムは、G.ヴェルディの代表作の一つ『リゴレット Rigoletto』です。

         

        初演は1851年3月11日。

         

        ヴェネツィアが誇るフェニーチェ劇場において

         

        38歳のヴェルディ自身が指揮をとったこの日の公演は拍手喝さいに包まれました。

         

        その後、ドイツ、オーストリア、イギリスなどヨーロッパはもとより

         

        アメリカでも大絶賛を浴び、

         

        ヴェルディの名を不動にした出世作と呼ばれるオペラ、と聞けば期待も膨らみます。

         

         

         

         

         

         

                                 チケットを切ってもらい、中に進みます。

         

         

         

         

                        内部の赤いカーペットと赤い幕が、不思議とむき出しの遺跡にマッチしています。

         

         

         

         

        舞台背景は、午前中に見てきたあのマントヴァの宮殿。

         

        ゴンザガファミリーの肖像画に感動した「結婚の間」はあのあたりだったかなぁ、

         

        などど、ステージ上のサン・ジョルジョ城を関心をもって眺められるのも

         

        本物をみてきたからこそ!

         

         

         

         

         間もなく21時というのにこの明るさ。月が輝いていました。

         

         

         

         

        第3幕で歌われるマントヴァ公爵によるテノールのアリア「女心の歌」は

         

        オペラ通でなくても一度は聴いたことがある名曲中の名曲。

         

        このオペラは悲劇であるにもかかわらず、

         

        あまりにも有名なこのアリアの軽快でのびのびととした旋律に

         

        長いこと「リゴレット」は明るく楽しい内容だと思っていたのは、私だけ?!

         

         

         

                   幕間の休憩タイムに1階席専用のスタンドで購入したスパークリングワインを片手にするRさん

         

         

         

         

                           ステージ真下のオーケストラボックス。

         

         

        21時に開演した全3幕の公演は、あいだに2回の休憩時間を挟み、24時少し前に終了。

         

        「女心の歌」の余韻が心地よいなか、

         

        少し涼しくなった夜のブラ広場を後にしてホテルに戻りました。

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         

         


        2017 北イタリアのプチバカンス9日間 ツアーの報告(3)マントヴァ散策

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          7月6日(木) 3日目 午前)マントヴァ 

           

           

          700

          【italimagazine.comより転用】

           

           

           

          マントヴァは、今回の新企画です。

           

          オペラを「アイーダ」から「リゴレット」にしたのに合わせて、

           

          せっかくなら、夜のオペラの舞台になっているマントヴァを

           

          実際に見ておくのも面白そう、とコースに加えました。

           

           

           

          まだローマに住んでいた頃、一度プライベートで行ってみたことがありますが、

           

          半日足らずの短い滞在で

           

          名物の「カボチャのペースト入りトルテッリ」が

           

          期待していたほど美味しくなかったことしか覚えていません。

           

           

           

          しかし、カルチャースクールの「イタリア街歩き」講座で取り上げてみたら、

           

          さすがは「ルネサンスの才女」「ルネサンス一の美女」と謳われた

           

          イザベラ・デステ」の嫁ぎ先です。

           

           

                                 【レオナルドダヴィンチによるイザベラ・デステのスケッチ】

           

           

           

          ゴンザガ家の居城だったドゥカーレ宮殿

           

          5世紀の長きに渡り増改築を繰り返すうちに

           

          なんと、部屋数が約500という、ヨーロッパ屈指の巨大宮殿になりました。

           

           

          芸術・文化に関心の深かったゴンザガ家は、

           

          特に初期ルネサンスを代表する当代一流の芸術家たちを次々とマントヴァに呼び寄せ、

           

          自らの居住空間にたくさんのフレスコ画を描かせる一方で、幾つもの建築物をオーダーしました。

           

          このうち宮殿装飾は、そのまま現在のドゥカーレ宮殿美術館の作品となって

           

          訪れるものを魅了し続けているのです。

           

          小国ながら、時代をリードするメセナ活動の第一人者だったのが

           

          イザベラ・デステらが輝いていた時代のゴンザガ家といえるでしょう。

           

           

           

           

                        2泊したヴェネツィアのホテルから専用ボートでバスが待つトロンケットに向かいました

           

           

           

          今日からはバスでの移動になります。

           

          11名で53席の大型バス1台ですから、ゆっくり!

           

           

              

          マントヴァは三方を人口の湖に囲まれているちょっと幻想的な街です。

           

           

          【panoramio.comより転用】

           

           

           

          ヴェネチアを出て1時間半ほど、サン・ジョルジョ橋の向こうにマントヴァが見えてきました。

           

          水の都ヴェネチアを出発して、再び水の街に戻るかのようです。

           

           

           

           

          サン・ジョルジョ橋から見えたマントヴァ

           

           

           

           

          まずは、今晩の予習を兼ねて「リゴレットの家」へ。

           

          オペラの中で宮廷のお抱え道化師として登場するリゴレットのイメージに合わせて、

           

          公爵の宮殿(ドゥカーレ宮殿)正面の簡素な14世紀の建物が

           

          リゴレットが暮らしていた家と呼ばれることになりました。

           

           

           

           

           

           

          ここから宮殿観光のハイライトとも言える、

           

          サン・ジョルジョ城の角の塔に位置する「結婚の間」に向かいました。

           

          マントヴァ侯、ルドヴィーコ3世(イザベラ・デステの夫フランチェスコ2世の祖父)が

           

          1472年にマンテーニャを宮廷画家として招き入れ、

           

          侯の謁見の間にふさわしい様に手の込んだ華麗なフレスコ画で装飾させた見事な一室です。

           

           

           

           

           

          ルドヴィコ3世(左から2人目)と妻のバルバラほかゴンザガ家の一族が並ぶ

           

           

           

          壁は四面すべてがゴンザガ一族ゆかりの場面からなる肖像画で、

           

          画集で見るのとは比べ物にならないほどリアルで迫力ある表情に

           

          すっかり虜になってしまいました。

           

           

           

          そして天井には、期待していたかの有名なフレスコ画。

           

           

           

           

          手前のプットーのプリプリしたお尻がキュート!見上げるとまるで空に向かって天井が開いているように見えます

           

           

          8人のプットーと5人の女性が青空を背景に上かこちらを見下ろす、

           

          初期ルネサンスの短縮法天井画の代表作を

           

          存分に味わうことができました。

           

           

          部屋は思ったより小さかったのですが、

           

          その狭さゆえに一層

           

          600年前のゴンザガファミリーの栄華が色濃く詰まっているような

           

          不思議な感覚に包まれました。

           

           

           

          正午で閉まってしまう前にと、このあと

           

          大急ぎでサンタンドレア(Basilica di S.Andrea)教会へ。

           

           

           

           

              外観同様すっきりとした内部はルネサンスの精神が息づいているかのよう

           

           

          「万能の人」と称えられたレオン・バッティスタ・アルベルティ

           

          ルネサンスの人文主義者であり、有能な建築(理論)家として知られています。

           

          彼が1470年にマントヴァを訪れた際に設計したのが、このサンタンドレア教会で

           

          16世紀のヨーロッパの全建築に影響を与えたとも言われる、必見の教会です。

           

           

           

           

          小さな街、と思いきやなかなかどうして、

           

          文化レベルが非常に高いのはさすがイザベラ・デステが過ごした地。

           

           

           

           

          ここから再びドゥカーレ宮殿に戻り、

           

          今度は先ほど通らなかった宮殿のメインの部屋をざっと回りました。

           

           

           

           

          「鏡の間」は1779年ヴェルサイユにならい現在の姿に大改造する以前は、演奏会の専用ホールとして使われていました

           

           

           

           

           

           

          光が明るく射しこむ「川の間」ののどかな庭の装飾。中央はガイドのパオラさん。

           

           

           

           

          上の写真の廊下から外を見ると「空中庭園」が。ここはなんと建物の2階部分にあたります?!

           

           

           

           

          気温は既に35度近く。

           

          熱風の中、ようやく小さなレストランに到着して一同ホッとしました。

           

          オステリア・フラゴレッタ(Osteria Fragoletta)というこの店は

           

          美味しい郷土料理が食べられる有名店で、

           

          観光客だけでなく、地元の人にも人気があるそうです。

           

           

           

           

           

           

          昔失敗したカボチャのトルテッリの他にマントヴァは馬肉の煮込み料理も有名です。

           

          本日は馬肉ではなく、

           

          フォークを入れるとホロホロ崩れるほど柔らかい牛の煮込みをメインに

           

          マントヴァ風ケーキというランチを楽しみました。

           

           

           

           

          牛肉の付け合わせは、色も鮮やかなポレンタ(トウモロコシの粉)。

          北イタリアの付け合わせと言えばコレ!

           

           

           

           

          ケーキというよりはザックリとしたクッキー。軽くて美味でした。

          因みに地元の人はクリーム無しで食べるそう。

           

           

           

           


          2017北イタリアのプチバカンス9日間 ツアーの報告(2)ヴェネチア編

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            2017年7月5日(水) 2日目 ヴェネチア滞在


             

             

             

             

            快晴の朝を迎えました。

             

            午前中は散策観光、午後はフリータイムの一日です。

             

            観光のスタートはミュージック・ゴンドラ。

             

            私たち10名のための専属歌手とアコーディオン奏者と共に小運河めぐりへ。

             

             

             

                          

                    まずは溜息橋をくぐって・・・・

             

             

             

             

             

                 窓辺の花も綺麗でした!

               

             

             

            ゴンドラ終了後、往時のヴェネツィア総督官邸であるドゥカーレ宮殿へ向かいました。

             

             

             

                              いつ見ても楽しい3次元デザインの大理石の床

             

             

             

             

             

             

                   壁一面の絵が圧巻の「元老院の間」。皆さん熱心にご覧になっています。

             

             

             

             

            今回も昨年11月同様、思ったほどの混雑はなく、

             

            ヴェネツィア派の画家たちによる数々の力強いキャンバス画を

             

            ゆったりと鑑賞できました。

             

             

             

             

             

                       お気に入りの一枚 ヴェロネーゼの「女神ジュノーネから恵みを与えられるヴェネツィア」

                  「十人委員会の間」天井画

             

             

             

             

             

             

                           繊細で美しい装飾の木の天井

             

             

             

             

             

             

             

                                  「大評議会の間」のからサン・ジョルジョ島を臨む

             

             

             

             

            イタリア最初のランチは、名物「イカ墨のスパゲッティ」です。

             

            イカの身もしっかり入っていて、

             

            いい感じに艶があり、なかなか濃厚でした。

             

            食後は、みごとな「お歯黒」状態の口元を見てお互いに大笑い!

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            午後はフリータイム。

             

            8名のメンバーがお奨めスポット巡りに参加なさいました。

             

             

             

            サント・ステファノ広場を抜けて、木造のアカデミア橋を渡り

             

            最初に訪れたのは「アカデミア美術館」。

             

             

             

            昨年東京でも絵画展が開催され、注目を浴びていました。

             

            日本には持ってこれない大型作品を本場で、と意気込んでおりましたが

             

            なんと館内工事中で、

             

            ヴェロネーゼの「レヴィ家の晩餐」も

             

            ティントレットの「奴隷を助けるサン・マルコ」はじめ多くの作品は

             

            見ることができませんでした、残念。

             

             

             

            次は、美術館前から水上バスで「リアルト橋まで移動。

             

            ここでさっそく、

             

            「えぇっ?それってあり?」

             

            「イタリアって、こうなんだ〜。」

             

            事件が発生しました。

             

            せっかく発券機があるのにうまく作動せず、

             

            隣のチケットオフィスも正面窓口のガラス戸を閉めて反応なし。

             

            それなら、とオフィスの横の窓をコツコツたたくと、中にいたスタッフが目が合った瞬間

             

            怖い顔をしてこちらをにらみ、あっという間にスクリーンをパタン、と降ろしてしまいました。

             

            そういえば窓口に明日のストライキを予告する紙が貼ってありましたが、

             

            でもそれって明日でしょ??

             

             

             

            こうして、無賃乗船を余儀なくされた私たちは

             

            (内心喜んだのは私だけかも?!)

             

            1000円ほど節約することができました!

             

             

             

             

             

                         橋のたもとでジェラートタイム!

             

             

             

             

            リアルト橋で下船してから、

             

            今度はサン・マルコ広場まで

             

            両側のたくさんのお店を除きながらゆっくりお散歩。

             

             

             

             

            最後はサン・マルコ広場のカフェで午後のまったりタイムを楽しみました。

             

             

             

             

             

             

             

            湿度が高いヴェネチアの夏は、午後ともなると気温と人混みでかなり疲れます。

             

            前日の長旅の疲れと、時差ボケもピークに達する頃。

             

             

            ビール、かき氷(グラニータ)、パフェとそれぞれが注文しましたが、

             

            ここで2回目の「えぇっ?!」

             

            高い!信じられないくらい高い!

             

            ちなみに私がオーダーしたレモン・グラニータは22ユーロ(約2800円)!!!

             

             

             

                   食べても食べても減らない・・・

             

             

            さぞかし美味かと思いきや、酸っぱさと甘さ、それに量が半端でなく、

             

            大の甘党を自負する私も、半分食べるのがやっと。

             

            もったいなかったなぁ・・・

             

             

             

            夜は、ホテル内のポスターで見つけた教会のコンサートに全員で行くことになりました。

             

            夕食は各自で済ませることにして、20時ロビー集合。

             

             

             

            午後の二の舞にならないよう、今度はタバッキであらかじめ水上バスチケットを往復購入し、

             

            アカデミア橋のたもとにあるS.ヴィダル教会に向かいました。

             

             

             

             

                           アカデミア橋からみたカナル・グランデの夕暮れ時。21時少し前。

             

             

             

            実はヴェネチアは、かの有名なバロック音楽家ヴィヴァルディの生誕地で、

             

            彼はここで自身もヴァイオリニストとして活躍しながら、数多くの作曲を手掛けました。

             

            そのゆかりの地でヴィヴァルディの音楽を楽しめるような企画が幾つかあり、

             

            今回のコンサートはヴェネチア室内合奏団(1987結成)による

             

            ヴィヴァルディのヴァイオリン曲3曲を含む全5曲の構成。

             

             

             

             

             

                ヴェネチア総督ヴィターレ・ファリエールが1084年ごろ、彼の守護聖人S.ヴィダルに捧げるために建設した。内部は17世紀後半から18世紀初頭に改築されている。

             

             

             

             

            感性豊かな表現力は、さすがイタリア人芸術家!

             

            ヴァイオリンは勿論ですが、

             

            私が特に惹きつけられたのは、中央で人一倍大きな身振りと表情で奏でるチェロ奏者でした。

             

            一番の驚きは、教会の奥中央に飾られているS.ヴィダルの祭壇画です。

             

            「S.ヴィダアルの栄光」と名付けられたこの絵は、なんとカルパッチョによるもの。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            最高の音楽を美術館級の絵画を見ながら鑑賞できる!

             

            日常と偉大な芸術がまるで当たり前の事のように隣り合わせに存在する、

             

            そんなイタリアのスケールに改めて感動した夜でした。

             

             

             

             

             

                   感動に酔いしれた後、帰路の水上バスを待つメンバー。時は23時近く。

             

             

             

             

                   夜の大運河を走る水上バス。1番線は夜通し運行している。

             

             

             

             

             

             



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