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2019シチリア&マルタツアーレポート(1)とんだハプニング!

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    ブログを高橋マネージャーにすっかりお任せして

     

    サボりにサボっていたこの数か月。

     

     

    5月に催行した令和最初の企画『シチリア&マルタ夢紀行9日間』

     

    をまだアップしていなかったので

     

    (それを言うなら昨年の南イタリアも然り)

     

    さすがに大いに反省をしました。

     

     

    そして、先日の令和初の夏至を節目として

     

    今後は少しづつレポートを始めていくことにしました。

     

     

     

    今回からは、「写真日記風」という新しいパターンで

     

    お伝えすることにします。

     

     

    とはいうものの初回となる今回は写真が数枚しかないので

     

    目的地マルタに着く前のとんでもない一夜のおはなしを

     

    文字レポートでお届けします。

     

     

     

    名付けて『フランクフルトの乗り継ぎ難民』

     

     

     

    秋田空港から羽田について間もなく、

     

    携帯に旅行社の営業Oさんから着信あり。

     

     

    「土田さん、今日マルタに乗り継ぎできない話、もう知ってますか?」

     

    「えっ〜、今初めて知りました。なんですか、それ?」

     

     

     

    前日の悪天候でフランクフルト空港を2時間遅れて飛び立った影響で

     

    すべて2時間遅延のスケジュールになり、

     

    フランクフルトでの乗り継ぎ時間がちょうど2時間のため、

     

    本日便でのマルタへの乗り継ぎができない、ということらしい。

     

     

     

    「どうしよう、お客様にどうお伝えしよう…」

     

    悩む私のうしろから、

     

    電光掲示板を見ながら聞こえてくる会話。

     

     

     

    「あれ、2時間遅れの出発だって。」

     

    「ということは、乗り継ぎ無理だよね。」

     

    「ということは、フランクフルト泊だね。」

     

    「ラッキー!2か国滞在が、これで3か国滞在になる!」

     

    「じゃあ、今晩はドイツでフランクフルトソーセージとビールで宴会だ!」

     

     

    「‥…???!!!!」

     

     

     

    何というプラス思考集団!

     

     

    毎回、クリエイション・マキは良いお客様に恵まれてきたが、

     

    今回ほど善意に満ち溢れたお客様の存在をありがたく感じたことはない。

     

    みなさま、ありがとうございます!

     

    感謝!感謝!

     

     

     

    マルタへは、翌日の朝便に振り替えてもらい、

     

    あとはフランクフルトに着いてから

     

    ルフトハンザ航空のサービスカウンターで、ホテルを手配してもらうよう指示を受ける。

     

     

    いたるところにサービスカウンターがありますから(簡単です、といったニュアンスに聞こえた)

     

    との説明で

     

    まずは大船に乗った気持ちで、12時間弱のフライトに臨む。

     

     

     

    20:45 フランクフルト国際空港到着。

     

     

    「ルフトのサービスカウンター、サービスカウンター…」

     

    いたるところに・・・・・ない!

     

     

     

    カウンターはあるが、人がいない。

     

    進めど進めど、すべてクローズしているのだ。

     

    想定とかなり違う展開に焦りが募ってくる。

     

     

     

     

     

     

     

    しばらく広い空港内を歩きまわり、

     

    ようやく上階のわかりにくい場所にあるカウンターにたどり着いた時には、

     

    既に長蛇の列となっていて、

     

    入口で係員が相談内容に応じて整理券を配っている。

     

    「もう整理券もらってから2時間も待ってるんだけど」と抗議する若いカップル。

     

     

     

    これはどう考えても、尋常ではない!

     

     

     

    「ドイツの夜をビールで乾杯!」と盛り上がっていた半日前の羽田の光景が

     

    目の前の悪夢にかすれていく。

     

     

     

    22:50 ようやく順番が回ってきたが、

     

    航空会社が無償で手配できるフランクフルト市内のホテルは既にすべて満室とのこと。

     

    その他の無償ホテルが隣町に1つはあるものの

     

    それとて、どのくらい離れた隣町かは定かではない。

     

     

     

    この状況を皆さんにお伝えして協議した結果、

     

    フランクフルト空港で一夜を過ごす選択に決定。

     

     

     

    先ほどのサービスカウンターの親切な係員のおじさんによると

     

    「簡易ベットがある仮眠室」を空港内に設置しているらしい。

     

     

     

    疲れた体に重い足取りで、

     

    がらんとして人気のない広い空港を

     

    簡易ベットなるものを探して、再び放浪をはじめる。

     

     

     

    ようやくそれらしき場所にたどり着いたのは、日付も変わった深夜過ぎだった。

     

    もうかなりの数のベットが、いろいろな人種で埋まっている。

     

    これぞまさしく「空港乗り継ぎ難民」だ。

     

     

     

    たしかairport bedroomみたいな表示があったが、これはroomというよりただのスペース?

     

     

     

     

    寝具も何も無いけれど、ただ平らなところに体を横たえられる、

     

    たったそれだけのことがこんなにも嬉しいことだなんて

     

    今まで気づかなかったなぁと、ふと思う。

     

     

     

    ほどなく、空港職員がわれら難民用に

     

    毛布とペットボトルの水とチョコレートバーを配りにきた。

     

     

     

    ドイツってなんて人道的な対応が徹底している国なんだろう、と妙に感心しながら

     

    いつの間にか意識が遠のいていった・・・・

     

     

     

     

     

    と思いきや、ここで次なるハプニング勃発!

     

     

     

     

    なんと、お客様の一人が全財産が入ったカバンをトイレに置き忘れてきたらしい。

     

    すぐに気づいて引き返した時には、もうカバンは見当たらなかったとのこと。

     

    外国の空港で現金が入った財布やカバンを紛失したら、

     

    ほぼ100%出てこない。

     

     

     

    まずは空港内の警察に届け出をして、次にカードを止めなければいけない。

     

    さっそくお客様と二人で

     

    人気のない深夜のフランクフルト空港内の交番探しへと向かった。

     

     

    長くうす暗い廊下をさまようこと10分余り。

     

    ようやく探し当てたポリスステーションには

     

    二人の若い警官が詰めていた。

     

     

    拙い英語で事情を説明すると

     

    二人が一瞬顔を見合わせた。

     

     

    「それはピンクのカバンか?」

     

    「???・・・!!!」

     

     

    信じられない奇跡が待っていた!

     

     

    同じトイレに入ったフランス人女性がわざわざこの交番に届けてくれていたのだ。

     

    その後、音声翻訳機を介したほとんど意味不明の日本語の事情聴取を経て

     

    中身そっくりそのまま、カバンは無事お客様の手元に戻ってきた。

     

     

    「捨てる神あれば、拾う神あり!!」

     

     

    疲れた中、心配しながら待っていた他のメンバーも我がことのように喜んでくれた。

     

    これはもうファミリーそのものと言ってもいい強い絆のグループだ!

     

     

    クリエイション・マキの最大のセールスポイントは

     

    素敵なメンバーと旅行ができること、とこれまでも思っていたが、

     

    今日ほどそれを感じたことはなかった。

     

     

    ハプニングてんこ盛りのなが〜い初日が、

     

    まずは「有終の美」で終わったことに

     

    安堵し、

     

    感謝しながら

     

    いつしか深い眠りに落ちていった。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     


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