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2015ヴェローナの野外オペラとドロミテの絶景ツアー報告(2) ヴェネツィア

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    まず最初に今回のツアーのルートをご紹介しましょう。



    1日目 秋田からヴェネツィアへ 【ヴェネツィア泊】

    2日目 ヴェネツィア観光+フリータイム   【ヴェネツィア泊】

    3日目 午前 パドヴァ観光 
        午後 ヴェローナ観光
        夜  アレーナでオペラ「アイーダ」鑑賞 【ヴェローナ泊】

    4日目 南チロル観光(ソプラボルツァーノからレノン鉄道でコッラルボへ) 【ボルツァーノ泊】

    5日目 ドロミテ周遊 【ボルツァーノ泊】

    6日目 ガルダ湖畔ドライブとシルミオーネ観光 【ベルガモ泊】

    7日目 ベルガモ観光+フリータイム      【ベルガモ泊】

    8日目 ミラノからフランクフルト経由羽田へ   【機中泊】

    9日目 昼過ぎ羽田着、秋田へ

    ここからは、1日ごとにツアーの内容をご紹介していきます。

    【2日目 6月19日(金)】

    サン・マルコ広場からほど近いホテル・ボンヴェッキアーティ。
    ホテルの前を通るオルセオロ運河に沿って歩くと、
    3分もしないうち広場の回廊に出くわすという地の利の良さで、前回に続いての利用です。


    運河の脇に張り出すホテル・ボンヴェッキアーティの朝食テラス

    まずは音楽付ゴンドラ観光でスタート。


     乗船地点からしばらくは狭い路地運河が続きます



    大運河に出ました。ゴンドリエーレ制服の紺と白のボーダーシャツが映えます。


    杭の向こうには対岸のサンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会が見えます。

    この後は、日本語が堪能なヴェネチアの女性ガイドが案内をしてくれました。
    まずは、かつてのヴェネツィア共和国時代の大統領官邸だったドゥカーレ宮殿
    ここで国会が開かれ、裁判所が置かれ、また牢獄も併設されていましたが、
    現在は博物館として3階、4階部分が公開されています。




    3階の踊り場では見事な3D効果の大理石の床模様が見ることができます。



    4階の最初の見学部屋「4つの扉の間」を飾るティツィアーノ作【祈りを捧げるグリマーニ総督】

       

    4階の行政の間が終わると、いかにも博物館らしい「武器の間」につながっています。



    壁にはめ込まれたいかにも涼しげな薄紫のガラス窓。




    3階にある「大評議会の間」は縦横54x25の宮殿内で最も大きな部屋です。
    4隅の柱だけでこの巨大な空間を支えている建築技術には驚かされます。

    美術館としても価値が高いこの部屋では、
    ヴェネツィア派絵画を代表する二人の巨匠、ティントレットヴェロネーゼ
    の作品を楽しむことができます。

    サン・マルコ大聖堂前は、長蛇の行列でした。
    私たちは予約をしていたのでほぼすんなり入れましたが、
    イタリアの人気都市の主要教会への入場は楽ではないですね。

    ランチは「イカ墨のパスタ」と温野菜の盛り合わせ。

         

    午後はイタリア最初のフリータイムです。
    一緒に回る方はどうぞ、ということで準備した今回のフリータイムコースは

    ヴァポレット(水上バス)で大運河遊覧
           ↓
    カ・レッツォーニコ下船後、映画「旅情」に出てくるサン・バルナバ広場
           ↓
    サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・ミラーコリ教会でティツィアーノの名作「聖母被昇天」鑑賞
           ↓
    渡しゴンドラで対岸(ホテル側)に渡り、ホテルへ




    さすが物価の高いヴェネツィア、水上バス1回券はなんと7ユーロ(約980円)!
    サン・マルコ広場先の乗り場から、各駅停車の1番に乗船。
    そこから1区間ごとに大運河の左右の停留所に停まりながらゆっくり進んでいきます。
    停留所に着くたびにさらにスピードを緩め、桟橋に横付けして、
    停留のためのロープを巻き付け、扉を開け、と
    地上の乗り物の何倍も時間がかかりますが、
    ふと、この現代離れした時の過ごし方こそが、
    唯一無二の存在たる「水上都市ヴェネツィア」を体験することに
    他ならないのでは、と感じました。


    ヴァポレット(水上バス)からみた大運河。右手中央に見えるのは、アカデミア美術館とアカデミア船着き場(バス停留所)。


    映画「旅情」でお馴染、キャサリン・ヘップバーンがカメラを抱えながら運河に落ちたシーンに登場するサン・バルナバ広場の小橋。
    骨董屋は現在はお土産店になっています。



    細い路地が迷路のように続きます

      
    カーニバルの仮面。豚と牛がカラフルでお洒落な動物に変身していました。

    サン・ポーロ地区にあるサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会
    今年も大好きなティツィアーノの「聖母被昇天」に感動し、
    また前回は修復中で見られなかった彼のもう一つの名作「カ・ペーザロの聖母」も
    じっくり鑑賞することができました。

           
    後陣から差し込む光との絶妙なマッチングの「聖母被昇天」                    「カ・ペーザロの聖母」


    教会を出ると空模様が怪しくなってきて
    サン・トマから渡しゴンドラ(トラゲット)で対岸に戻る頃にはポツポツと
    雨粒が落ちてきました。
    足早にホテルへ向かい、ヴェネツィアのフリータイム終了です。


    夕食までの時間を使って、今度は個人的なフリータイムです。
    フェニーチェ劇場に向かう途中、面白いところを二つ見つけたのでご紹介します。
      

          

    ヴェネツィアグラスのお土産店の一つを覗いてみました。
    上の写真は「オーケストラ」というタイトルのこの店のオリジナルシリーズだそうです。
    黄色い帽子の楽団はゴンドリエーレでしょうか?
    赤い服に白いかつらの一団は、宮廷楽団のようにも見えます。

    オーナーのティツィアーノさんが、何やらごそごそ箱から取り出して見せてくれたものは
    なんと、あのピアニスト中村紘子さんからの直筆のお手紙でした。
    中村さんが以前この店でガラス製品のお買い物をした際のお礼の手紙とのことで、
    一見普通の小さな店にも、こんなお話が潜んでいたりするんですね。



    オーナーのティツィアーノさんとガラス細工が並ぶ店内。日本の旅行雑誌にもオーケストラの商品が紹介されたようです。
    add:San Marco 1799,30124 Venezia


    続いてはかの有名人が滞在した家。



            
    フェニーチェ劇場からまっすぐ伸びる小路、小運河沿いのピンク色の家の壁に「ここに15歳のアマデウス・モーツァルトが客人として滞在した」と書かれていました。

    ブレンナー峠を超えて、ヨーロッパ音楽界の最先端地イタリアにやって来たモーツアルト親子は、
    1771年のカーニバルをここヴェネツィアで過ごしています。音楽だけでなく、カーニバルの
    華やかさでもヴェネツィアの名は内外に知れ渡っていましたから、少年モーツアルトも大いに
    ヴェネツィアを満喫したのでしょう。




                
      白亜のフェニーチェ劇場は「アドリア海の女王ヴェネツィア」にふさわしく、どこまでもエレガントです。


      
     
      劇場界隈のレストラン。テーブルの上の白い花とグリーンのグラスが何とも言えずお洒落です。 



    夕食はホテルから徒歩3,4分の「ケルビーノ Ristorante Torattoria Cherbino」。
    ヴェネツィア風のシーフード盛り合わせが人気のレストランとのことで、
    シーフードのお夕食を準備しました。



    奥から時計回りにマグロのカルパッチョ、イワシのマリネ、シャコ、帆立入りサワークリーム、小エビのマリネ


    カニのタリアテッレ

    1日目が無事終了したことに感謝しながら、
    ラベルにヴェネツィアと書かれたビールで乾杯です。

     

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