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2015ヴェローナ野外オペラとドロミテの絶景ツアー報告(7)ドロミテの絶景ドライブ

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    5日目   6月22日(月) 



    朝5時過ぎに気持ちよく目覚めました。





    今日は、もう一つのツアータイトルになっている「ドロミテドライブ」の日。

     
    お天気が気になります。
     
    お客様から、「朝食レストランでお隣になった日本人グループの方から、
    『昨日は雪で道路閉鎖になり、ロープウェイで上に上った人の帽子には
    雪が積もっていた』と聞きました」との情報あり。
    6月のこの時期でも、やはり山の天気はわかりません。

     
    ​今日のドライブコースは

     
    カレッツア湖散策
       ↓
    カナツェイからロープウェイでベルヴェデーレ展望台へ(標高2383m)
       ↓
    セッラ峠
       
     
    日中の予想気温はカナツェイでも20度を下回るようですから、
    展望台はもっと寒いことになります。
     
    オペラの二の舞にならないよう、防寒着を必ず持つことを徹底して出発しました。

     
    ボルツァーノを離れて20分もすると、バスはエガ谷の峡谷に入ります。
    清流が眼下を走り、背の高い木々がうっそうと岩肌の上を覆っています。

     
    9:30、バスはカレッツァ湖のパーキングに入りました。
     
    外に出ると、ひんやりするほどの山の朝の空気ですが、それがまた心地よくもあります。
    空気の中に栄養がたっぷり含まれているように濃く感じるのは、
    森林浴の効用でしょうか。


     


     
    透き通るカレッツァ湖の水色は、
    エメラルドまたはペパーミントグリーンなどど形容されますが、
    時間や天気によってまさに七変化するそうです。

     
    この日は雲がかかり良く見えませんでしたが、
    晴れた日には、針葉樹の向こうにカティナッチョ連峰が見事な稜線を表します。

     
    湖面にも姿を映すカティナッチョ連峰(2013年撮影)



    湖の周りには遊歩道が敷かれ、のんびり散策するのにピッタリのコース


     
    黄色いアザミは珍しい?

     
    散策の後は、出発​時間ぎりぎりまでお土産屋さんで過ごしました。
    チロル風の布製品が可愛くて、
    自分用に買ったキツネ柄のトートバックは、今も大活躍!


     

     
    時折、スラッとのびる鐘楼が美しい教会が目に飛び込んできます。
    イタリアではあまり見ない形なので、思わずカメラを向けてしまいます。


     


     
    冬場はスキー客が泊まる民宿のようなプチホテルなのでしょう。
    壁一面を飾るフレスコ画が、なんとも楽しいですね。
    窓辺の花もきれいに手入れされていて、見ていて飽きることがありません。

     
    カナツェイ(Canazei)は、セッラ、マルモラーダ、カティナッチョなどの山に囲まれ、
    ドロミテ観光の登山、ハイキング、スキーの中心地の一つとして賑わっています。
     
    今日は、ここから2つのロープウエイを乗り継いで、
    標高2382mのベルヴェデーレ(belvedere)展望台まで上ります。
     
    ベルヴェデーレという名前は、イタリアでよく耳にしますが、
    これは<ベル(bel)良い+ヴェデーレ(vedere)見る>からわかるように
    景色がいい所のいわば保証書みたいな言葉。
    360度のドロミテ山塊のパノラマが広がるお奨めスポットの一つです。
     
    チケット購入の際に山頂での気温を尋ねてみたら、8℃とのこと。
    各自、持参した冬支度でロープウェイに乗り込みました。
     
    カナツェイ(Canazei)-ペコル(Pecol)間を結ぶ最初のロープウエイ
     

     
    ペコル(1926m)の駅で2つ目のロープウェイに乗り換え。
    中央奥に小さく見えるのがベルヴェデーレ展望台駅。

     
    山頂に到着です。
    心配したほどの寒さではありませんでしたが、残念ながら視界は良くありません。
     

     

     

     

     
    雪が降らなかっただけでもありがたい、と思いつつもどこか心残りが・・・


    ちなみに2013年の7月は、好天に恵まれて気温も25度くらいあり、
    風よけにと持ち寄ったカーディガンやセーターは、全くの不要の長物でした。
    この時のパノラマはまさに絶景の一言!
    雄大な山並みと大自然の偉大さに心ゆくまで浸った感動の時間でした。
     

     
    サッソルンゴ(Sassolungo 3181m)<左>とセッラ山塊(Gruppo del Sella 3152m)<右>

     
    セッラ山塊の頂上に見えるポルドイ展望台(Pordoi 2950m)
     

     
    ポルドイ峠に向かって白く伸びるハイキングロード

     
    ドロミテ山塊の最高峰マルモラーダ山(Marmolada 3342m)が雪をかぶってたたずむ
     

     
    マウンテンバイクで一気にくだるアクティブな過ごし方もあり

     

     
    険しく切り立った岩山の明るいグレー、
    野花咲き乱れる絨毯のような緑、
    澄みわたる青空に浮かぶ白い雲と山々の残雪の重厚な白。
    いろんな色が大自然の中で豊かなハーモニーを奏でているような
    心満たされる絶景シーンとの出会いでした。

     
    今日はフリーランチです。
    2013年にドライバーのお奨めで入ったプチホテルのレストランが
    とても良かったので、今年もそこにしました。

     
    「お城」という名前がぴったりの可愛い外観のホテル

     
     
     
    全員迷わず「オーツ麦の野菜スープ」。冷えたからだが温まる!7ユーロ。



     
    ライダー達もこちらでランチタイム。

     

    少し視界が広がり、今まで雲に覆われ見えなかった山が姿を現します。
    やはり、山が見えると気持ちが高揚します。

     
    午後はセッラ峠越えのコースです。



     
    牧草を目いっぱい積んだトラックの赤が印象的
     



     

    セッラ山塊の険しい岩肌​





     


     
    圧倒的な存在感を放つ岩の塊が、車窓から垂直に立ち上がって天に伸びていきます。

     
    無機質に冷たく立ちはだかり、
    人間などまるで寄せ付けない、といった威圧感を与えながら、
    その完璧なまでの自己完結の世界に人間は到底太刀打ちできない、とこちらが抵抗を止めると
    今度は、その絶対的なゆるぎなさ故に
    小さく弱い存在である人間をこの上ない安定感で
    しっかりと受け止めてくれる、
    そんな二面性を感じさせる風景です。
     

     
    大自然の雄大なスケールに包まれると、
    ちっぽけなことに捕らわれ、クヨクヨするのが
    つまらなく思えて来るから不思議です。
     



    セッラ峠頂上付近のフォトストップで撮影した1枚




    峠を下るに従い緑の草地が増えてくる
     



     

    セッラ山塊に変わり、今度はサッソルンゴが身近に迫ってくる​




    オルティセイ(Ortisei)からシッラール山(Scillar)の麓に回る道に入りました。
    斜面中腹の教会の尖塔の向こうに
    リゾート地として賑わうオルティセイの街が小さくなっていきます。

    谷間に広がるオルティセイの町


     
    可愛い町並みのオルティセイのメインストリート(2013年撮影)





     
    カステルロット(Castelrotto)村遠景



     
    牧歌的な風景が広がります。
    緑の牧草地をくねりながら進むみ道の先には、
    おとぎ話に出てきそうな小さな村がいくつも顔をのぞかせます。
     
    雲が垂れ込め、残念ながらシッラール山の姿を見ることはできませんでした。

     
    前日が雪だったこともあって
    灰色の雲が空を覆う、最高とはいえないコンディションでしたが、
    北イタリアの大自然を余すところなく感じて、
    その懐に包まれたドロミテドライブの1日でした。




     
    ホテル帰着後は、​夕食までのフリータイムを各自で街中散策でエンジョイしました。

     


    ゴシック様式のボルツァーノのドゥオーモ​



     


    夕方でもたくさんのお客で賑わうエルベ広場の野外マーケット
     




     

    旬のアメリカンチェリーは1キロ買っても1000円でお釣りがくる安さ!


     




     
    色鮮やかな季節の花々が並ぶ



     
    エルベ広場につながるポルティチ通り(Via dei Portici)その名の通り、
    石畳の道の両側にアーケードが続く長いショッピングストリートです。


     
    MaxMaraの店先を横断する女性のさりげないお洒落感がステキ。


     
    1階の店舗の上は会社や住居になっている。どれもだいたい500年くらい前の建物というから驚きだ。


     
    メガネ店のショーウインドーの下で見かけたユニークな看板。なるほどごもっとも〜!


     
    旧オーストリア領を偲ばせるのは、スイーツ。
    ヴァルター広場に面するこちらのホテルのカフェテラスで頂く「ザッハトルテ」が
    有名、と聞いてティータイムを過ごしてきました。


     
    ピンクの建物が周囲と調和したホテル・チッタ(Hotel Città)


     

    ボリュームたっぷりのケーキにはすっきりした紅茶が良く合う。ハチミツの瓶が添えられて来た。
    行き交う人々をぼんやり眺めながら過ごす遅い午後は、ヨーロッパを感じさせる。



     
    2日目の夕食はホテルのお庭で頂きました。


     
    夏至直後のこの時期は21時過ぎまで明るく、
    19:30のスタートだと夕食にはまだ早すぎるような雰囲気です。

     

     
    今日の山の1日を振り返りながら、おしゃべりがはずみました。
     


    エビの前菜トマトスライスとバジルソース添え​(1番目のお料理)
     

    ​ポテトのミルフィーユとセロリとカブのムース添えローストビーフ(2番目のお料理)
     

     
    ホテル‣ローリン特製ティラミス
    大自然に抱かれて過ごした5日目の1日でした。

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