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ピアッツァ・アルメリーナ、カサーレ荘でモザイク見学

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    3日目 4月25日(日) 午後  ピアッツァ・アルメリーナ


    アグリジェントでのランチを終えて、

    ここから内陸部に入ります。
     

     



    緑の丘陵をぬってまっすぐに伸びる自動車道
     



    向かうのは、約100キロ先のピアッツァ・アルメリーナ。(Piazza Armerina)

    町の郊外にあるローマ時代の大富豪の別荘、

     

    カサーレの古代ローマの別荘』のモザイク見学です。

     

     

     

    こちらもアグリジェントの神殿と同じく

    1997年に世界遺産に登録されました。

     



    緑が一面に広がり、ここにも黄色の野花が咲き乱れていました。

     



     



    青空に浮かぶ雲も何もかも、全てがのんびりしていて、

    特別なものは無いのに

     

    そこを通るだけで、

     

    心地よい解放感に包まれます。

     




     

     


    連休中ですが、すれ違う車もほとんどありません。

    4月のシチリアの午後を独り占めしている気分です。



     

     



     

     

     

     



    午後4時。

    ほぼ予定通り、カサーレ荘に到着しました。

    世界遺産への登録名は、『ヴィッラ・ロマーナ・デル・カサーレ』(Villa romana del Casale)

     

     

     


    ヴィッラ(villa)は、

     

    現代のイタリアでは

     

    郊外の一軒屋住宅、または別荘の意味で使用されますが、

    本来はローマ時代の貴族たちが

     

    郊外に所有した大邸宅を指していました。

     


    その後、ルネッサンス時代になると、

    有力貴族などが、居住する都市からそう遠くない郊外に建てた

    郊外型別荘を意味するようになり、

    例えばメディチ家の別荘(2013年に12のヴィッラと2つの庭園が世界遺産に登録)や

    ヴェネチア近郊のヴィチェンツァに見られる

     

    A.パッラーディオ(Andrea Palladio 1508-1580)が設計した

     

    複数の美しいヴィッラ(1994世界遺産登録)などが

     

    よく知られています。
     

     

     

    これは、当時のカサーレ荘の想像イラストです。



     

     


    カサーレ荘は、紀元後3〜4世紀に建設されたもので、

    部屋数は40を超え、建物面積は実に3500屬發△辰燭箸いΔ海箸任后

     

     

     

     

     


    各部屋や廊下などほとんどすべての床が

     

    見事なローな時代のモザイクで飾られていて、

    それはまさに圧巻の一言!

     

     

     


     

     

    カサーレ荘を代表する「ビキニの少女たち」のモザイクを見ると、

     

    やはりワクワクしてきます。

     

     

     

    日本だとおおよそ卑弥呼の時代。

     

     

     

    ビキニ姿も斬新なうえに

     

    少女たちの動きが9人9様で、それぞれに個性があり、

     

    タンバリンの音や、

     

    ボール遊びに興じる声が

     

    2000年の時を超えて現代にまで聞こえてきそうです。

     

     

     

     

     

    狩猟の場面

     

     

     

     


    「狩猟の廊下」の一場面。

    アフリカで捕獲したゾウをローマのコロッセオでの見世物用に運搬していると思われる

     

     



    別荘主の寝室のモザイク。こちらは一変して優雅なデザインだ。

     

     

    今回ここに来て一番驚いたのは、

     

    カサーレ荘周辺が

     

    以前とは比べ物にならないほど整備されていたことです。

     

     

     

     

    以前は、砂埃舞う空き地のようなパーキングの印象しかありませんでしたが、

     

    今は広く大きな舗装パーキングに様変わりし、

     

    そこからカサーレ荘までの道沿いにも

     

    こぎれいな土産物店が並んでいます。

     

     

    かと言って商業カラー一色ということでもなく、

     

    それらの店が

     

    周囲と程よく調和し、

     

    これから出会う古代ローマ文化への期待を

     

    徐々に盛り上げてくれるかのような演出に感じられました。

     

     

     

    訪れる観光客に必要以上に媚びることなく、

     

    さりげなく心地よく出迎える。

     

     

    そんな印象を与えてくれたカサーレ荘周辺事情でした。

     

     

     

     

     


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