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高橋マネージャーのおしゃべりコーナー その6

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    (6) 両親と旅行

     

       年齢を重ねると、未来のことを考えるよりも

      過去の出来事を思いだすことが多くなります。

     

       私の父は、定年まで仕事を実直に勤め上げ、

      その後亡くなるまでの10年間、母と一緒に

      あちこちを旅行しました。

     

       父は、若い頃から、相撲が好きで、かつては

      とても人気のあった二子山部屋のファンクラブ

      に入っていましたし、東京の国技館まで

      わざわざ泊まりがけで出かけていき、当日は

      朝早くに旅館を出て、位の低い力士たちの

      相撲から熱心に観ていたそうです。

     

       最初は東京観光から始めて、両親はその後

      10年間、北海道や沖縄といった国内旅行から

      それからは、国外へ。

      

       台湾やタイというアジアの国々から、

      最後はヨーロッパまで旅行を楽しんだのは、

      それまでの二人の人生へのご褒美になった

      のだろうと思います。

     

       旅行地から、木彫りの彫刻とか、日本人形

      とか、どこに置いたらいいのか悩むような

      大きな品物が送られてきて、私はへきえきして

      いましたが(苦笑)

     

       ヨーロッパでは、大好きなクラシックの

      コンサートに行ったそうです。母も着飾って

      行ったそうですが、

      「父さんなんか、途中で居眠りしたりして」

      とあきれていましたが、そのあたりから、

      体力がおちてきていたのかも、と思ったり

      します。

     

       それでも、パスポートを更新して

      「今度はアメリカに行ってみたい」と

      話していたそうで、コタツにどっぷり

      はいって、相撲を観ていた姿からは、

      外へ積極的に出て行きたいと思っていた

      とは予想外で、私の知らない一面でした。

     

       アメリカ旅行の希望は叶わず、 

      父が亡くなった時、母は、 

      「アメリカより遠いところへ行って

       しまった」

      と使われなかった新しいパスポートを

      見ていました。

     

       テレビに自分たちが訪れた場所が

      出てくると、記憶力が良い母は、

      「ここでこんなことしたね」

      と言っても、父の方は

      「そうだったっけ?」って

      覚えていなかったそうで、

      「せっかく行ったのに、忘れてしまう

      なんて、何のために行ったんだか」と

      母は、あきれたように言います。

     

       細々したことは忘れても、母と一緒に

      見知らぬ場所に立ち、味わった自由。

      それまで感じたことのなかった開放感。

      父はそれは忘れなかっただろう

      と、娘の私は確信しています。

     

       世界には、こんな所があって、人々の

      営みがあって、その中にいる私は、今

      確かに生きている、

     

       残念な思い出に胸が苦しくなっても、

      旅での経験が人生の良い味わいとなって

      未来へ目を向けさせてくれる、そんな気が

      します。

     

       両親が旅行して、楽しい思い出を

      たくさん作ったことは良かったなと

      しみじみ思います。

      

      

                                                              

     


    高橋マネージャーのおしゃべりコーナー その5

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      (5) 憧れの古代ギリシャ

       

           秋田市内の雪もほとんど消えて、まだ2月なのに

          春を感じるようになりましたね。

          寒がりな私は、「あと寒くならないで!雪、降らないで!

          このまま春よ来い!」と

          毎日祈ってます。

       

           前回は「憧れの気候」でしたが、

          今回の「憧れ」は古代ギリシャ。

          社会科好きのように思われそうですが、

          社会科全般、地理でも歴史でも、私は苦手です。

          なので、今回も断片的な思い出話。

       

           中学生から高校生の頃は、

          大人になれば、好きなことができると信じて、

          大人になって、自由になりたい、

          とけっこう強く思っていました。

       

           実際、大人になってみると、好き勝手に

          できることは、やっぱり限られているとわかるんですが、、、

       

           出会いは、高校の世界史の授業。

          「古代ギリシャの民主政治」

           その言葉の近くに、青い空に真っ白な神殿の遺跡の写真。

          教科書のそのページから

          青空の下で、みんなが生き生きして自分の意見をぶつけ合って

          よりよい生活を築いていこうとしている、

          伸び伸びしながら、理性的で、

          そんな古代の人々の営みを想像しました。

       

           だけど、もう少し教科書を読んでいくと

          たくさんの奴隷がいたんですよね。

          多くの奴隷たちが土台になって、

          その上に限られた人たちの民主的な世界があった、

          みんなが自由ではなかった、

          と知って少々落胆しました。

       

           それでも今だに、青空にそびえる白い神殿には

          古代のロマンを感じます。

       

           先週のツアーの説明会で

          「ギリシャよりも、今ではシチリアに、

           ギリシャ文明の遺跡が多くある」

          と土田代表が紹介していましたが、

           シチリアはイタリアの州で一番大きいので、

          シチリアの中のどこだっけ?

           それにそもそも、シチリアになぜ古代ギリシャの

          遺跡があるのでしょうか?

       

           いろいろ疑問が浮かんできます。そこで、

          そんな疑問がクリアーになるセミナーのお知らせ。

       

           第23回目のワンランク上のイタリア文化サロンは

          「映画の故郷を訪ねて〜シチリアとマルタ」というテーマで

          3月10日(日)と15日(金)13:30〜15:00に

          開催です。同じ内容ですので、10日か15日の

          ご都合の良い日程をお選びください。

           

           場所は、木内デパート向かいの「サンテボーテほほ」です。

          参加費は2,000円。おいしいスウィーツをご用意して

          お待ちしています。

         

           秋田にいながら、シチリアとマルタを感じてみませんか?

       

           ご興味をもたれた方、ご連絡くださいね。

           電話 080−6041−3040 (土田)

           

       

       

       

       

       

       

       

          

          


      高橋マネージャーのおしゃべりコーナー その4

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        (4) 憧れの気候

         

           一週間前の日曜日は、春のツアーの説明会を開催しました。

          にぎわい交流館AUの4階研修室6の席が、ほとんど満席に

          なるくらいの方々に来ていただき、大変感謝しております。

         

           「お足元の悪いところを」は、あいさつによく使われる

          フレーズですが、一昨日辺りまでは、今まで暖かかった分を

          忘れさせて、「まだ冬なんだぞ」と思い知らされるように

          寒く、道路は凍って不気味に光り、運転が怖かったですね。

            そんな中、集まっていただいた事には本当に感謝です。

         

            さて、今回のタイトル「憧れの気候」。

         

            県南の豪雪地帯に生まれ育った私は、小学校の社会科の

          授業で、「瀬戸内温暖気候」と習った時から、その言葉を

          憧れを持って覚えています。

            学校の授業で習った事なんて、何にも覚えていないって

          言われたりしますけど、なぜかずっと覚えていることって

          あるんですよね。

         

            秋田県でも「雪囲い」をご存じない方は多いと思います。

          雪から家を守るためのラッピングのようなものですが、

          それによって昼でも家の中は暗かった。電灯を点けてました。

         

            外も太陽の日射しがない。グレーのほの暗い世界。

          そんな日がえんえんと続く長ーーーーい冬を何年

          経験してきたことか。ですから、

          「瀬戸内温暖気候」という言葉。

            そこから目に浮かぶ青い空、暖かな日射し、優しい風。

          遠くに見える海は太陽の光が乱反射して輝いている。

          今でも強い憧れです。

         

            日本から世界へと知識が広がってきて、また憧れの気候

          ができました。

            「地中海性気候」

          瀬戸内よりもっと濃い、だけど明るい吸い込まれそうな青い

          海面は、思わずため息の出る美しさ。内陸育ちは、それだけで

          その魅力にまいってしまいます。

         

            そんな中で暮らしていたら、気持ちもおおらかになりそう

          ですよね。憧れの気候に育まれた食べ物、人々、建物等々。

          実際に行って味わいたくなる場所。

         

            説明会は、地中海に浮かぶマルタ島とシチリア島に

          ついてでした。憧れの気候の中でも、5月はベストシーズン

          だそうです。

          

           行ってみたいなあ。

          

          窓の外は粉雪が舞っています。

          

          

            

         

            



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